2018年1月30日火曜日

飛行機が飛ばなくても怒らないでくださいよ 飛んで落ちるよりいいでしょ

機材繰りがつかずに飛行機の出発時間が遅れまくり。乗客の皆さん、カウンターで激おこプンプンでした。急ぐ気持ちもわかるのですが、落ちたらもっと困る。

いろいろあるけど、息していたらだいたいOK。
昨年、友人に言われてお気に入りの言葉です。
困っても、ま、息していたらだいたいOKだな、と思うとなんとかなります。

結局夕方遅くに飛んで、目的地につく頃にはすっかり夜。
1日、のんびり空港で過ごしてしまいました。


そんな日もあるさ。
もう諦めて飲む。

生きていたら、それでよし。
息していたらだいたいOK。

アートと機能の境界線 どうしたら売れますか

アートとは、100円の石が100万円になる不思議な言葉です。
機能性ゼロでも、アートなら100万円、道端の石は0円。(正確には0円じゃないかもしれないけど、とりあえずお金を払って買うものではないから0円。)

昨日、とあるブランディングのプロさんと話しました。
とある町の産業振興のお仕事にいったら、きゅうすを沢山見せてくれたそうです。その他、置物系の焼き物をたくさん。完全アートの世界。もう、つくり手がアートといったらアート。お値段もそこそこ高い。これが売れないという。

うん、深いですね。
ここからさとう意見です。

これ、業者向け大量生産をやってきた産業が消費者向けの小ロットを作る時に、作りたいものと作れるものを作っちゃう。それがアートに偏ってしまうと、高付加価値の高付加が誰に向かっての付加価値がわからなくなってしまう問題、です。

この急須と置物に機能美はあるのか。
機能だけで考えると、置物系の焼き物は文鎮にはなるかも。
急須は、お茶を入れられますね。

でも、その、そんなに機能美ではない。
そうなると、これが美しくて買う、という人に出会わないと売れない。

その人に出会わないと売れない。
>ユーザーへのチャネル(つながり)がない

その人はどこにいるのかわからない。
>顧客未設定

機能的には低い
>急須を買いに来る人には売りにくい

すなわちアート。
アートだけでは、大量の商品は売りにくいです。

アート=芸術性✕希少性
希少性っていっているのに、大量にあったらまずいでしょ。
でも、アート系の急須と置物、大量にあるんですよ。

機能美追求していて、使いやすくて美しい。
これは大量にあっても売れます。日常の中の機能美。
機能追求委員会なんてみんなで作って、機能美を実現するための最低実施項目を決めてみてはどうでしょうか。

機能性のための最低限項目+各々のアート=機能美のあるアート

というわけで、売れるものを作るなら、使える人を増やす商品がよい。
アートに行き過ぎると、希少性の世界だから、大量に売れるものはつくれないです。
売りたいなら、使われるシーンの多いものを選ぶとよいです。

2018年1月29日月曜日

リカレント教育 静岡市の地域デザインカレッジは市長が学長。学長の熱意がすごい件。

静岡県静岡市が行なうリカレント教育、地域デザインカレッジが今年も無事終了しました。市民が自ら地域課題を深掘り、効果などを検証し(自分の主観ではない)、官民協働で動く仕組みを作り出す実地型カレッジです。おとなの学び直しの場所でもあります。


チーム戦で、学長(静岡市長)から表彰もあります。

この講座に関わってびっくりしたことは、学長(市長)の熱量が凄い。
本気で挑んできています。


終わった後の懇親会にも必ず参加し、塾生と熱い激論をかわします。
ビールも一緒に飲んじゃう。
膝を突き合わせて、市を市民とともに良くしよう!と熱く語る学長。
最後は「さとうサンキュー!」って気さくに言ってくれる学長。

最初は恐る恐るだった塾生も、6ヶ月たつとガッツリ語れるようになります。
人は育つね。

5年間関わり、私も一旦卒業です。
来年度からは後輩たちが、いいメンタリングをしてくれます。


5年もやると、育ちますね。

コミュニティを育てる。
これ、簡単に語られがちですが、時間と手間と愛情と無駄の総力です。
コミュニティ育ては丁寧にお願い致します。

田辺静岡市長、事務局のみなさま、塾生さん、みんなサンキューでした!

http://www.city.shizuoka.jp/745_000089.html
静岡人材育成塾
静岡シチズンカレッジ「こ・こ・に」

2018年1月26日金曜日

オジサンのふりをしてLINEする女子高生遊び オジサンよ、マーケティングしてください

オジサンのフリをしてLINEする遊びがあるそうで。
なんでも楽しくできちゃうのが若者の才能だと私は感動した。


http://diamond.jp/articles/-/143111
↑引用元リンクです

ひどい言われようですが、よく見てください。



おお、こんなオジサンいるいる。

女性のチャレンジ支援っていいながら、こういうオジサンがたくさんいるのです。
そして、これが未来の女性たちの先輩を信じる力をうばうのです。

LINEはチャットツールだからね。
長い文字より、キャッチーなスタンプを買って解決したほうが高感度が高い。
それが現実。

だって女子高生わからないもん!じゃなくて、これもマーケティングじゃん。
LINE文化を調査して、どうしたらその文化に乗れるのか、相手と会話がスムーズか。

仕事ができるな、コミュ力あるな、って方はMessageもスマート。
そうじゃない人は、そうじゃないな、と最近思う。

おじさんのみなさん、がんばって。



2018年1月25日木曜日

リーダーを応援する人の役割 静岡県立大学の授業でした。

事業はリーダー1人では立ち上がりません。チャレンジを応援する人がいてこそ、それは成立する。「チャレンジを応援する」というタイトルで1コマ授業でした。


大きめの教室で若い大学生に囲まれてウキウキ。

最近イケてる社会的企業の先行事例をとりあげ、リーダーのきっかけと、それに周りが加わってくるタイミングについてお話しました。

リーダーは、戦略的に周りにわかってもらう努力をするべき。
つまり、リーダーシップを戦略的に発揮せよ。

そして、その周りの人は、面白くて未来を感じるリーダーに会ったら楽しくのっかる。
つまり、フォロワーシップを磨こう

楽しい輪がくるくる回るようになる。
あら不思議、事業が進んで社会が明るくなる。

何事も、前向きに解決しましょう。

2018年1月22日月曜日

秋葉原の電気街口でメイドのお姉さんと話してみた

せっかくの秋葉原なので、メイド姿でチラシを配るお姉さんに話しかけてみました。
1人で思いつき行動のため、写真もありませんが、以下面白おかしく読んでいただければ幸いです。

私;あの、バイトってどうやって応募するんですか?
メ:え?
私:いや、私は応募しませんが、単なる興味です。
メ:(苦笑)友だちの紹介です
私:寒くない?
メ:でもコート着るとメイドっぽくないから、だめって。
私:ホッカイロ貼ってる?
メ:貼ってます!(この辺から打ち解ける)
私:チラシ配るとお客さま増えるの?
メ:お店がたくさんあるから、チラシ配らないとお客さん来てくれないです
私:そうなんだ、ホットペッパーみました!は来ないんだ
メ:(苦笑)ネットでの口コミはよく見るみたい。
私:外国人観光客のお客さんって多い?
メ:いますよー。言葉がほとんど通じない(笑)
私:でも、日本語で話すの?
メ:おーいえーって感じ。
私:愛は偉大だね。しつこくされない?ストーカーとか。
メ:そういうのはないかな。いい人が多いよ。
私:へー、いいね、エロい人に付きまとわれないようにね。
メ:ありがとうございます💕
私:その笑顔に男子はやられるわ、しょうがないわ。
メ:(笑)

以上、秋葉原の電気街口でメイドのお姉さんにインタビューでした。
オタクのお兄さん、これからもメイドさんと楽しく遊んでください。

障がい福祉領域もチャレンジ人材育成中 ふわりクルージョン2018は医療的ケア児と障害福祉の聖地@秋葉原

ふわりクルージョンは、すべての人が地域で居場所を持って暮らすための福祉を考えて政策ごと変えていこう、というカンファレンスです。

スペシャルニーズを持つマイノリティ、つまり医療的なケアが必要な子どもとか、知能発達が人とスピードが違って一般的な教育や就職の流れに乗りにくいままおとなになった人、とか、音や光に敏感で一般住宅では暮らしにくい人、とか、いろんな人がいます。

そういう人も包摂(インクルージョン)できる社会は作れないものでしょうか。
そのために、私達スペシャルニーズを知る人達は、どうしたらいいでしょうか。
これを真剣に考えて提言を作っていく場所でした。



朝10時から18時半までみっちり。
2日目は、分科会でした。

私も、1日目にスピーカーとして1時間お時間をいただき、マイノリティになった人たちを支える仕組みづくりについて、その動かし方についてお話しました。

私たちは困っています、という声をあげるだけでは社会は変わらない。
それを、相手の言語で丁寧に伝えること。
仕組みがないなら、作ってしまえばいいこと。
個人の能力を上げて、仕組みを作ることができる人材に育っていくこと。

日々何をするかって、柔軟に自分以外の業界のこともアンテナを張って見続けることです。考え続けるのです。で、人にあって、ちゃんと口説く。

現場を見ている専門職は、他では見えない何かを毎日沢山みています。
これ、ちゃんと解決した方がいいですよ。
包摂って、かくして閉じ込めることではありません。

生まれた命がその人らしく全うできる世の中になりますように。
それが、関わる人達の自己犠牲でなんとか成立している、これはおかしい。
おかしいことは、変えたらいいですよ。
みちゃったことを、みなかったことにしない。

ふわりクルージョン2018についてはこちら↓
http://blog.canpan.info/fuwarifuwari/archive/4

2018年1月7日日曜日

あったほうがいいことは、あったほうがいい。

介護保険制度の改定が間もなくあり、要支援部分のサービスが手薄になりそうです。

そうなると、今はなんとかやれているけれど、この先このままだと外に出にくくなったり、動きにくくなる。そしてますます外に出にくくなり、転倒したり怪我をしたりする。それはわかっているけれど、介入する仕組みがない。

現場のリアルと全体の仕組みが噛み合わないのです。これは、ある程度仕方のないことです。仕組みは全体主義なので、すべての人が幸せになるサービスは困難です。

というわけで、ピンポイントで理学療法士などリハビリプロ人材が介入できる仕組みを作りたいね、という取り組みについて、長野県で大学教授をしている友人おおまちさんと、ビデオ会議zoomで話し合いました。


おもしろくてワクワクしてにやにやしちゃう2人です。

あったほうがいいことは、あったほうがいいです。
お上に文句をいうよりも、必要ならば作ってしまえばいい。
本当に役に立てば、みなさんの生活が豊かになる。しかも、それは有効だとわかってもらいやすいです。

できる方法を考えて、できる人たちが、まずやってみる。
しかも、ちょっとスマートな方法で。

見たことを、みなかったことにしない。
見たら、ちゃんと向き合う。
プロ職は、ちゃんチャレンジして、いいことをやりましょう。





2018年1月3日水曜日

時代と価値観 ダウントンアビーにはまりまして


昨年から引き続き、ダウントンアビーを見ています。


2010年からイギリスで放送が始まった海外ドラマで、1912-1925のイギリス貴族の暮らしと時代の変化を描いた作品。軽い気持ちで見始めたら、見事にはまって、年をまたいでみております。

シーズン6まであるのに、まだシーズン3.
暖かくなるまでに終わりまで見たい。

人のエゴとか、思いやりとか、恋愛とか、時代が変わってもかわらないもの。
一方、一族のあり方や、プライドや人生の役割についての考え方は、社会によってかわる。


今生きている自分達のこだわっているものも、あと50年後には「そんな考え方の時代もあったのよ!」と昔話になるかも。正しさの指標は、うごくものかも。ならば、多少の失敗も目をつぶって、とりあえずやりきってみてもいいかも。



少し詳しく、ダウントンアビーについてはこちら

以下Wikipediaより引用
イギリスでは2010年からシーズン1の放送が開始され、2015年にシーズン6をもって終了した。通常回の他、シーズンごとの最終回となるクリスマススペシャルを含め、全部で52エピソードが放送された[2]
ドラマの舞台は1912年から1925年のイギリス、ヨークシャーの架空のカントリー・ハウスであるダウントン・アビーで、当時の史実や社会情勢を背景に物語は進む。エドワード朝時代以降の貴族クローリー家とその使用人たちの生活を描いており、歴史上の出来事が彼らの生活やイギリス社会階層に影響を与える。 シーズン1の冒頭ではタイタニック号沈没事故が起きる。シーズン2では第一次世界大戦や汚職スキャンダルであるマルコーニ事件英語版スペインかぜの流行、シーズン3ではアイルランド独立戦争、シーズン4ではアメリカ政治のスキャンダルであるティーポット・ドーム事件、シーズン5では英国史上初の労働党政権となるマクドナルド政権の発足や、アムリットサル事件ミュンヘン一揆がそれぞれ描かれ、最終のシーズン6では、戦間期の労働者階級の台頭を取り上げ、貴族が経済的に逼迫して、領地やカントリー・ハウスを手放し、使用人を削減せざるをえない状態に追い込まれる様が描かれる。
引用ここまで
引用元URL http://bit.ly/2CfQPDG

1日合宿でした 年末だよ全員集合2017のご報告

今年も関わっている若手の社会起業家さんたちと日帰り合宿をしました。
自分の今を語り、ゲストが丁寧にメンタリング。


最後はこんなに笑っていますが、途中は激論で声が震える参加者たち。



今年は博報堂ディレクターの船木さんにご協力いただき、「教えて!船木さん。」も開催しました。
船木さん、special thanks!!


今年は「甘えるな」「頭も使え」 がキーワードでした。
起業する人たちに優しい環境がととのってきました。支援も増え、特に地方地域でローカル課題にチャレンジする若者には温かい言葉や支援が受けられる良い時代になりました。

しかし、それは諸刃の矢。
結果が出ずに撤退する事業も多いのです。
事業とは、皆さまに利用され、利益が出て、継続しながら役に立っていくもの。
結果がでてこそ。

失敗も良いのです。それも通り道。
しかし、ダラダラやっていても結果は出ません。

2017の合宿は、道をバシッと決めていく、自分と向き合う1日でした。
これからの進化とその加速が楽しみです。

2018年1月1日月曜日

元旦の気づき 神聖さのスイッチは自分の中にある

初春のお慶び申し上げます
皆さまの健康とご多幸をお祈り申し上げます。


7時前、自宅から初日の出を眺めました。

いつもと同じ日の出なのに、初日の出なのだと思うと神聖に感じます。
そう、すべてのものは、自分の感じ方次第。

今年は日をまたいで元旦になってから寝たため、すでに初夢を見てしまいました。
友人にお蕎麦をゆでてもらい、にんじんと玉ねぎのかき揚げを作ってもらい、それを数人で食べる夢でした。すでに2018年末の夢。
気が早すぎる自分。

本日仕事始め。今年もワクワクしながら働きます。





終わったら評価を。2017年振り返りを2018年元旦に。



2017年が終わってしまいました。
あっという間の1年で、あんまり記憶が無いのはどうしてかな、と思いつつ自分のFacebookタイムラインを見てみました。


お正月に香港へ行き、マカオの世界遺産の階段で寝っ転がり


NPO法人しずおか共育ネットの理事になり



東北風土マラソンを走り


新城市のコミュニティビジネス支援の仕組み立ち上げに関わり



公立森町病院の売店立ち上げをして



仙台市のスタートアップ支援施設Intiraqで久々に同期と登壇して



メディカルウォーキングをやってみて
(これは2018年の仕掛けにつながる)



各地の創業支援プログラムに呼んでいただき、各地の缶ビールを飲み



東海若手起業塾10期生に関わり



病院売店でクリスマスを盛り上げ



ピアのみんなと忘年会でカレーを食べました。

一年、無事に終わりました。
次の一年も丁寧に積んでいきたいと思います。

10年前には、ちいさな動きだった弊社。いつのまにか、チームになっていました。
社会のニーズの変化と、みんなの頑張りのおかげです。

さて、2018年は戌年。
ことしも、こつこつ、階段を登るときは一気にまい進いたします。