2017年3月28日火曜日

人の力を借りるということと、その覚悟。

真面目な話、私がホームの浜松にいて何か会社の利益になるかって言うとほぼならないんですよね。

会社の利益は、ピアが社会の役に立てる方法をきちんと回さないと入ってこないようになっている。だから、頭を使ったり人の力を借りたりしながら、自助努力気合根性+会社のチーム力+外の力+さとうに絡まれてる大人たち(ごめん)の混合体で推し進めるのです。この5年位で特に変わったことは、自分の自助努力気合根性を信じなくなったことです。気合根性はもちろんやるけど、そんなもの、大したことないんですよね。みんなの力を信じて、使われる石になる覚悟のほうが、ずっと大事。100万円集めるときに、1人から100万もらっても1万を100人からもらっても結果は同じですが、100人からもらったほうが拡張性があるってホンキで思うのです。というわけで、今日は今から福岡ー長崎ー大阪を2日で制覇してきます。


中部国際空港セントレアに向かう道中、いつも気になる招き猫の生首(首だけのおきもの)。多分公園の遊具です。


2017年3月25日土曜日

年度末ですね 年度で部署や予算が切り替わるところは忙しそうです

FBのタイムラインで移動や転職のご報告が流れてきて、年度末を感じます。年度で切り替わるお仕事は、仕事上の年末年始ですね。



出張帰り、浜松駅で桜をみました。今年、初花見。


私は関係ない仕事をしているはずなのに、周りの空気にひっぱられて、気持ちだけ慌ただしいです。出張が多いからかもしれません。成果を出していくのは大変ですが、うまく言ったときにはこのうえなく清々しい気持ちになります。

慌ただしいのも、達成感も、清々しいのも、全部気持ちのあり方ですから、心穏やかに暮らしたいと思います。そのほうが、仕事の結果もいいような気がします。

あっという間に、3月最後の週末です。時間の流れの早さに、誰かに騙されている気がしております。

2017年3月20日月曜日

東北風土マラソン2017 人口8万人の登米市に4万人がやってくる市民マラソンで巻き込むリーダーシップを考える

市民マラソンが赤字で撤退していく中で、行政の資金を使わずに黒字運営をしている東北風土マラソンに参加してきました。
今年で4回目の本大会、私は昨年に引き続き2回目の参加です。


ちゃんと5キロ走って、完走証と完走ご褒美の東北日本酒フェスティバル引換券をいただきました。


マラソンなどしなかったのですが、2年前に参加したプログラムの同期竹川さんが発起人というご縁で参加しています。同期があつまるリユニオンも兼ねています。


みなさまお久しぶり、1年ぶりです。


カーボローディングならぬ、登米市の美味しいもちローディングも楽しくいただきました。

みんなで東北を走ります。
東北の登米市にある長沼ボート場が会場です。
一時期、2020東京オリパラのボート会場候補地となり話題に上ったあそこです。
(結局、ここでは開催されず残念。)


シンボルの風車タワー



全く運動しなかった私が、これに参加したい一心で5キロくらい走れるようになりました。走れる人にとっては5キロなんて根性で行けるだろうと言われますが、500メートル走ったらアタマが痛くなっていた私にとっては、かなりのチャレンジです。

このマラソンは、記録よりも記憶に残るマラソンを楽しむファンランイベントです。もちろんメッチャクチャ早い人もいるのですが、とにかく楽しく走って、飲んで、食べて、東北に貢献できる東北復興マラソンでもあります。
そして、美味しいものを食べて走るメドックマラソンの公式コラボマラソンなんです。

東北風土マラソンとメドックマラソンとは?
http://tohokumarathon.com/about/


ですから、遊び方も本気です。


アンバサダーは「サンプラザ中野くん」さん。
ランナーで盛り上がって、朝の全体体操もランナーに合わせてやる特別ランナー体操。



本気の仮装で走る人もいます。プーさんが伊達家。


なまはげ系の仮装。



私は、新城市のDaMonde(ダモンデ)トレイルの公式Tを着て走りました。東北を、新城市で走る小さな仮装です。




スタート前。かなりの人数がならんでいます。



走るのは、起伏のある山道コースです。



5キロコースにもちゃんとエイドがあります。いちごがめちゃくちゃ美味しく感じました。東北のお酒の仕込み水(お水)も美味しかったです。


走り終わったら、美味しい食べ物とお酒が楽しめます。
東北各地の日本酒が楽しめます。

チケットで試飲します。各酒蔵で味が本当に違うことがよくわかります。
東北は水とお米が美味しいんですね。



まだまだ寒い3月の東北、会場で食べた「けの汁」は絶品でした。
けの汁について
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%91%E3%81%AE%E6%B1%81

発起人の竹川くんが以前、東北は被災地ではなく美味しいものの宝庫なんだよ、と話してくれました。彼は全く東北に縁のない横浜出身。でも、本気になってやって4年目、こうして沢山の人がくるマラソンイベントに育て上げました。

会場の登米市は人口8万人の山間の町です。そこに2日で4万人がやってくる。
もちろん税収もあがる。楽しい思い出と、参加する意欲で地域の人が主体的に動いていく。すごいなぁとただただ感心でした。

やればできるって、こういうことだなと見せつけられました。そして、完成ビジョンを見せて、語って、共感させて、全員を動かす。リーダーシップの本質のリアル現場です。

来年もみんなで行こう!と近いあい、リユニオンも無事に終了しました。
真面目なことを楽しく仕上げて、みんなでやる。リーダーシップは、共にやるもですね。決して、指示することだけではありません。

東北風土マラソン公式Web
http://tohokumarathon.com/

クロネコポイントでもらえます。ヤマト宅急便オリジナルネコの軍手



買おうかどうか迷っていたヤマト宅急便オリジナルの軍手を、クロネコポイントをためて入手しました。

肉球のプリントつきで、作業が捗りそうです。
猫の手も借りたい公立森町病院の開店業務に使おうと思います。

OPENは5月、後一ヶ月です。

2017年3月17日金曜日

病院の売店、2店舗目のお知らせ 公立森町病院の院内売店は2017年5月スタートです。

病院売店の自社運営1店舗目を始めたのは、2014年4月。そこから約3年がたち、次の売店にチャレンジします。

中山間地域にある公立森町病院の院内売店を2017年5月から運営します。
来院者の50%近くが70歳以上という高齢化率の高い病院です。そこには独特なニーズがあります。ここにがんがん攻めていきます。

売店のいちばん大事な機能は、病院に来る人たちに必要なものを揃えて販売することです。まずは、そこは絶対です。毎日の食事から医療雑貨まで、絶対に必要なものがあります。それを満たしたら、次はよりよくする工夫です。

入院患者さんにも、便利と日常の楽しいことを提供できるように、院内ワゴン販売も企画しています。新幹線のワゴン販売が院内を回っていて、売店の商品を選んで買えるイメージです。自ら選ぶ、という行為を私たちは普段自然にしています。
患者さんという役割になっても、できたら選びたいですよね。

病院の外にも出ていきます。すでに運営している1店舗目の売店でも、院外にアウトリーチ(出て行く)しています。近くのグループホームなどに出張売店をしています。
週一回、施設に売店がやってくるんです。
商品を並べはじめると、入居者さんたちがわいわいと集まってきます。
先週のアレがよかった、アレはないかこれはないか、と賑やかです。
事前予約も受け付けしており、まとめ買いもOKです。カフェオレ6本とか、ティッシュ5個入りとか、色々とお届けしております。

院内に働く皆さんにもお役に立ちます。雑誌の定期購読、取り寄せ、各種イベント(クリスマスや歓送迎会、勉強会)、定期的な飲料や雑誌の院内配達、売店の仕組みでやれることなら、なんでもやります。

全くノウハウのない店舗運営をゼロからやって、収益ベースに乗せる苦労をして(まだ担当Tくんがかなり苦労しておりますが)、その中でノウハウ化した「面白い現場を作る工夫」を公立森町病院でも発揮します。

私たちが目指しているのは、日本一面白い売店です。
売店は、もっともっと病院のお役に立てます。
というわけで、楽しい売店を目指して2店舗目にノウハウを突っ込みます。


1店舗目の売店で人気の立て看板。店長Tくんがせっせと書いています。


2017年3月11日土曜日

提案書を作り込むか、それをも早めに聞きに行くのか。ゲラで提案を出だすのは勇気がいりますよね。

最近、企画書ってどんな感じで作っていますか?と聞かれたので、メモ程度ですが回答です。

提案書をよく書きますが、最初の書面は結構適当なペライチです。
(ペライチとは、A4紙一枚程度の簡単なアイデア企画書のこと)

私の個人的妄想は、先方さんの認識とは絶対に噛み合わないのです。
ですので最初のペライチは、こんなこと考えていますけど、どう思いますか?コストはこんな感じっていう軽いやつです。

私の場合は、それを持って、直接話を聞きに行きます。会ってもらう時間の分だけ、何かお返しせねばならないので、ちょっとは良い提案をしたいと思います。とはいえ、だいたい、最初のお話はしょうもなくて何の役にも立たない戯言です。
提案書を作り込むのは、ちょっとわかってきてからです。
提案のミーティングは、先方さんに1時間くらい頂いて、良い質問もできるといいですよね。


2017年3月10日金曜日

中国でした ついに青島地鉄開通です。

地鉄(地下鉄)ができるよ、できるよ、と言っても一向に進まなかったのですが、ついに先日開通しました。

青島地鉄(Wikipedia)
2016年12月に3号線が開通しました。
やっと1本開通です。

取引先の会社近くの駅から社長と一緒に地下鉄に乗ってきました。
乗りたい!といったら、俺も乗ったこと無いから行こうぜー!!と軽いノリで一緒に乗ってくれました。

自販機でチケットを買います。
これは1回限りのチケット。カード状で、これを改札のゲート上のセンサーにくっつけます。日本の交通系よりもしっかりタッチしないと反応しません。

画面で現在の運行状況が見られます

上海地鉄と同じシステムと構造です。
わかりやすい、シンプル、外国人にも優しい。

社長と奥さんと私、3人とも青島地鉄は初体験。
アラフォー3人がはじめてのおつかい状態です。

チケット自販機で何度お金を入れても出てきちゃうし(先に行き先をえらぶようですよ)、1元硬貨がたりなくて紙幣を入れるけれど反応しないし(中国のお札はボロボロで自販機で反応しないことがありますよ)、心配した駅員さんに声をかけられ照れる社長。パンダみたいな風体なのに、シャイなのです。

というわけで、地鉄ものりました。
地鉄3号開通おめでとうございました。

中国でした 現地現物確認はものだけじゃない。ヒトも確認しましょう。

中国青島に行ってきました。ピアのウィッグは中国の山東省青島で作っています。
北京オリンピックでボートレースの会場になった海岸沿いの街です。


ドイツ領だった歴史があり、町並みが美しいです。


セントラルに銀座ができていました。
ショッピングビルらしいです。(未確認)


五四広場(うーすーこんじえ)の赤いモニュメントは、夕方からライトアップされます。

取引先の事務所にいって、社長と担当者と現地現物確認です。
自社ウィッグの品質確認、問題点の共有、今後の予定。この辺は普通。

その他の話が毎回とても興味深いです。
最近の世界のウィッグトレンド、どんな商品が売れているのか。
この会社のメインマーケットはEUです。なので、EUのリアルな話が毎回とっても興味深いです。日本からみたEUとはちょっと違う。リアルになにが売れているのか。
肌感覚の話は、とにかく興味深いの一言です。

普段からWechatやメールで自由にやりとりはできます。でも、やっぱり直接あって話すと、行間の話ができます。それが、普段のやり取りを豊かにしていきます。

現地現物確認はモノの確認だけではありません。
ヒトの関係性確認と改善の機会です。

今年はあと何回青島にいけるかな。



2017年3月5日日曜日

春の思い出 タスクに追われて夜桜を見て絶望していた話

創業してからの10年間くらいは、仕事が上手にまわせなくて超絶ブラック勤務でした。現場のしごともしていましたから、物理的に時間が足りなかった。

みんなが帰ってから資料作って、調べ物をして、気づいたら0時位。最後に何かを食べたのはお昼くらい。朝薄暗いうちに会社に来て、外に出ることは真っ暗。今日はどんな天気だったんだろうなと思いつつ、コンビニに寄って夜食のサンドイッチを買って帰るのです。

帰り道にとてもきれいな大きな桜の木があり、毎年その夜桜を見ては今年も春だなぁと思っていました。永遠にこの超絶ブラックが続くのかと思っていました。仕事があることはものすごく幸せですが、ちょっと休みたいなとおもいつつも休むタイミングが分からない。今思うとかなり追い込まれていて、帰り道、車を運転しながら夜桜を見て自分の明日の仕事の山を考えて絶望する。でも寒いから帰ろうと思って帰る。今思うと超絶ブラックから抜け出せない人の特徴そのものでした。

でも、数年たち、様々な人に助けられて、超絶ブラックは卒業しました。
あれはなんだったんだろう。
あのときになぜやめなかったんだろう、と時々考えます。
やめるって選択肢がなかったので、辞めたいとも辞めたくないとも思わないのです。ただ、終わらないタスクの山に足元から挑む日々。ちょっとクレイジーでしたね。

若者の皆さん、ある程度はモクモクコツコツやることも大事です。
でも、それができるようになったら、タスクをこなしている自分はマシンです。クリエイティブじゃないです。それはそれ、それをやりつつ、次をどうするのか考えましょう。

最終的には、息をしていたらいいんです。そうしたら、またやれます。大丈夫です。

新入社員を見ながら思ったことでした。今日は関西です。