2016年12月5日月曜日

地方でチャレンジする人を育てる人、地域プロデューサーという役割。新城市の 事例。

注:本記事の内容は、新城市役所がしかけているものではなく、新城市の若者たちが自発的にマネタイズしながら仕掛けている仕組みについての情報です。

今年も、新城市で行われた若手プレゼン大会にて審査員をしてきました。


ビジコンとは違い、この事業の地域インパクトや見えてる視点を共有していきます。ビジネス化を当然考えるのですが、大事なことは、生き残る地域に向けて自分たちの事業をどう位置づけていくのか。そして、やりきる体制を作るのか。



この発起人は、安形真さん。
彼は新城市出身のUターン組。

安形さんのブログ
http://agata-makoto.hatenablog.com/

きっかけは、彼と同時期に新城市で地域の特徴を活かした事業を始めた友人が、相談できず、1人で頑張り、燃え尽きていったことを見てきたからです。その人は、才能あふれる頭もキレる人で、努力もしたし地域も期待していた。でも、周りに支え合うコミュニティがなかった。

じゃあ、作ろう!と思って取り組み始めたのがこのプレゼン大会です。
地域課題解決の創業支援を行うためには、しくみの他に、地域の人たちが本気で一緒になってくれないと達成できないのです。しくみにプラスして、人の力です。

人の力を引き出すためには、チャレンジする人の思いや取り組みを、わかりやすく翻訳する必要があります。その一助を担うのが、このプレゼン大会です。
この取り組みは、地域プロデューサーと呼ばれる人が、地域のチャレンジを見つけて、育てて、そして多くの人を巻き込むための仕掛けをしていくものです。

今年のプレゼン大会では、最終的に3組のチャレンジャーがプレゼンを行いました。優劣つけがたいですが、それを審査員は評価せねばなりません。


考えすぎて脳みそがエネルギー切れとなり、審査員控室でおやつを食べてチャージ。
さらに考え、討議して、最終的に評価をしました。

どの取り組みにも優劣はありません。
気づいて、やり始めている人のチャレンジスピリットは、それだけでまず尊いです。

そんな地域のチャレンジを丁寧に育てる取り組みを育てる、地域プロデューサーとしての取り組みがあります。来年の第4回目にむけて、ますます加速することを期待しています。

奥三河若手起業家プレゼン大会については、こちらのURLを御覧ください。
http://okumikawa.jp/

来年も、関わります。
ぜひ皆さんも会場に起こしください。