2016年7月27日水曜日

肩こりと脳みそのコリ、余力を残すには。

昨年あたりから働く先輩たちに、余力を残しても普段の仕事のクオリティを保てるようになれと御指南いただいてきました。

全力ー余力分=◯%

この◯%は人によって違いますが、3割の人もいれば(3割なのにかなりすごい人)、8割の人も居て、みんな割合は違うけれどもイケてる人たちは余力を残していることに気づきました。言われてみて、働き方を気にしてみて、周りの人たちの安定感はこの余力のちからか!と。

私は余力なしで全力投球を繰り返しています。これではいけない。
昨年これに気付いたので、今年から心を入れかえて、肩こりには整体へ、脳のコリには新しいチャレンジと運動をしています。

と言っていますが、先週からちょっと調子悪いと思いつつ、見て見ぬふりをしてきたこの猛烈肩こり。整体の先生に、おれにチャレンジしにきたな!と言われました。いいえ、違います。単なるコリです。なににせよ、コリは溜めこんではいけません。



2016年7月24日日曜日

香港にて 商売を作る人たちとのミーティングでした

香港在住の友人のところにミーティングをしに来ています。

めちゃくちゃいい天気で暑いです。湿度も高くてじわじわ汗をかきます。

到着後、合流したらどこに行くかも告げられずに知らない事務所へ。めっちゃ面白い香港人に会おうと前情報なしで連れて行ってもらいました。

そして、いきなりドイツビールをのむ。ハッピーアワーだから、とりあえずビール飲む。


近所のキオスクスタンドでスロークックの肉を買ってきて、たべながらホストはどんどん自分の話をします。

この後も、さらに勢いのすごいミーティングは続いきました。

肩書きよりも、自分が何者で何を考えて何をやってきたのか、何ができるのか、何をしたくて香港に来たのか。

短いセンテンスで語る言葉と勢いがないと飲まれて話に参加できません。みんなすごくやさしいけれど誰も遠慮はしてくれない。話したければ自分でカットインする、聞きたければ聞く。商売を作っていく人たちは、あくまで自由主義と実力主義だと感じた香港ミーティングでした。

2016年7月15日金曜日

嫌われる勇気を支えるものは、目に見える現場の毎日。

自分の判断に自信を持って、あまり周りに惑わされずに進みましょう系の格言があります。嫌われる勇気、自分は自分で他人は他人、ウチはウチでヨソはヨソ、こんな言葉です。

だってみんな持ってるよ!というのは一度は言ったことがありますよね。私も子どもの頃そんなことを言って、親に毎回論破されてきました。

周りに流されずに自分の判断を信じて、正しいことは正しいと進めていくことは、大事ですが難しいことです。だってコミュニティの中でやっていくには嫌われてはやっていけない、というのは本音で正論です。できれば、だれにも嫌われたくないです。

しかし、事業をやっていくと、自分の論を通していくのに違う論を持つ人と多少のいざこざは、どこかで出てきます。全く出ない事業は、たぶん敵も出ないくらいに目立たないか、超ニッチで独占的で比較がないのか、もしくは神様の慈善事業に違いない。

私は、所属の団体も特になく、委員はやりますが依頼されて就任しているので、必要なことは何でも言います。失言にご叱咤いただくこともありますが、殺されることはありません。生きていればそんなこともあるし、死なない程度ならばやってみればいいと思っています。超解決型思考なので、とにかく出来そうな方法を考えて、必要なら進んで火中の栗を拾ったり、手榴弾を投げ込みます。
(本当に栗を拾うわけでも、戦争肯定派でもありません。念のため。)

そして、そのたびに落ち込みます。
ああ、あのアプローチは正しかったのか、あのフォローはもっとああしたほうが良かった。投げ込んでは一人反省会で落ち込む、自分で火をつけて火にまかれるセルフ修行サイクルです。いろいろ考えて言いますが、言ってみると粗も見えてくるので、もっと修行がしたくなります。嫌われるギリギリ手前で最大の効果を出す手榴弾の投げ方を探しています。

毎日戦いですが、懲りずに進む嫌われる勇気を支えてくれるのは、日々の自分たちの仕事が出している成果そのもです。スタッフが一生懸命働いている、それを患者さんが喜んでくれる。時々お叱りもいただくけれど、謝ってきちんとフォローして解決している。応援してくれる人がいる。

目に見えることを大事に、自分の正しさとダメなところを確認して1つずつ進むこと。
爆弾なげて、投げた自分に落ち込んでも、現場でお客さまにちょっと喜んでもらえると全部忘れちゃいます。そのくらい、現場はすごい。現場は、嘘がつけない本当の場所です。




2016年7月13日水曜日

書こうと思ったことを忘れた(悔しい)

今日、ブログにコレを書こうと思った内容をすっかり忘れてしまいました。

車移動で高速道路運転中にあれこれ考えていて、メモもとらず、そのまま会議に2つ出たら、すっかり忘れました。

なんだったっけ。思い出したら、書きます。

たしか、話を聞くときのスキルの話だったような、ちがったような、なんだったっけ。

2016年7月11日月曜日

夏バテ→チョコアイスとその愛情で回復

夏バテ気味でしたが、おいしいチョコレートアイスと同期からの愛情で一瞬にして回復した話です。

6月後半から、これからの会社と人生のあり方を社会の大先輩たちに揉んでもらう機会をつくってきて、頭を使いすぎて溶けそうなところにこの暑さ。


ぼーっとしているにも程がある、という感じでした。


それを見た同期が、この時期にたまらないものを送ってくれました。
彼のところで作っている、インドネシアの提携農園産のカカオ豆を100%使った濃厚チョコアイス。



自家焙煎のカカオ豆をパラパラっとちらして食べます。エクセレント。
このアイスとこの愛情のおかげさまで、もう完全元気です。


さて、このチョコレートを作っている吉野くんは、ダリケーという京都の小さなチョコレート屋さんをやっています。店舗は小さいですが、彼は、このチョコレートを真ん中に据えて、インドネシアのチョコレート農家さんたちの生活を変えていこうとしています。

インドネシアの政府とタイアップして広範囲のカカオ農家の生活を改善するプロジェクトを推進したり、サロン・ド・ショコラにショコラティエもいないのに出展したり(それが好評を得てまたびっくり)、派手なこともしていますが、カカオを焼いたりチョコを作ったり農家ツアーにいったり、高い目標をみつつ足元も大事に育てるスーパーチョコレートマンです。


彼は先日ガイアの夜明けにも取り上げられた、超努力家のスーパーチョコレートマン。経歴はすごいですが、彼は裕福な家の出身ではなくて、めっちゃバイトをして、その分努力して、がんがんキャリアを築いたあとで、チョコレートマンに変身してしまいます。


ガイアの夜明け youtbeより

彼とは2015年、社会事業系のブラッシュアップスクールの同期ですが、もう全然人間としての才能のレベルが違う、わっははは、と笑うしか無い感じでした。
毎度毎度越えられない壁の向こう側にいる人達に出会うと、笑いしかでてきません。

彼が見えてる世界観はきっと、わたしには1割くらいしか見えていないと思います。
それでも、本気で変えようとして挑んでいて、成果を出していくその姿は美しい。


ダリケーのショップ
http://dari-k.shop-pro.jp/















2016年7月6日水曜日

妄想のスケール感をそのままに、現実社会のロジックを考える

世の中の困り事を拾って、その解決方法を事業化しています。さとうです。

最近、自分の頭の悪さをどうカバーしつつスピード感ある展開をしていけばいいのか、そんなことばかり考えています。

昨日、本気でコンサルティング業をしているお兄さんに話を聞いてもらいました。その方は普通の一般的な、かつ日本トップクラスのコンサルファームの出身で、現在は社会的事業のコンサルもされて、ばんばん成果をだしています。お仕事でその場をご一緒させていただいただけなのに、なんとなく覚えていてくださり(ありがとうございます!)、うなぎボーン一袋で私の妄想について話を聞いてもらいました。


うなぎボーンとは、うなぎの骨せんべいのことです。浜松市のおみやげで、地味ですがビールのアテにぴったりです。1袋500円くらいです。

現実に落としこんでいくとき、自分の見えている世界と想像できる引き出しだけで考えると、限りなく自分サイズの小さい感じになります。考えていると、途中からスピード感が全く感じられなくて、萎えてきて、こりゃダメだと思う。自分がダメだって思うくらいだから、もう話を聞いただけで現場の匂いまで想像できるような、ベタな方法なんです。

これでは関わる人の苦労ばかり増える。
結局、何も変わらない。

そうならないために、自分とは全く違うスケール感で見て進んでいる人に質問をさせてもらいます。質問するときのポイントが昨日ちょっと分かったのでメモ。

まず、そのサービスがあって充実している姿のイメージを明確にする。
そのイメージの定性的・定量的な分析をする。
これの2点を必死に考える。脳みそが溶けるくらいに。
(ゴールシーンの設定ですね。それをとてもしつこくやる。)

このゴールシーンの設定をしつづけて行き着く先が、スケール感マックスの妄想。
この状態で先輩に「このマックスを満たしたいのですが、どうしたらいいですか」と聞く。

そのときに、さらにもう一つ、そのために自前でできることをまずやってみる。2%くらいの失敗を繰り返して確認しつつ、妄想のスケール感を心に留めつつ、小さく失敗をしてみて、その失敗も伝える。こう考えて、こうやったら、こんなふうにコケた!と素直に伝える。コケた状況と、コケたことに関する自分なりの分析。

状況把握はリアル現実で、妄想と実世界のギャップの一部です。
分析は、自分の考え方の歪みに気づかせてもらえる。

2%くらいの失敗、これが大事な理由をこんな感じで教えてもらいました。
自転車に乗れない人は、漕がないと転ぶ、前を見ないとぶつかる、ハンドルを持たないと転ぶ、そんな簡単なことですが、なにをしたら失敗するかを体験する。
その失敗を知って、それをしない方法をこなしていくと、自転車が乗れる。
これと同じで、何で失敗するのかについて、ミニマムラインを試して知る。
(最小単位でのトライ)

大事なことは、本気で達成したい世界観を言語化することと、それに対して思っているばっかじゃなくて手足動かして現実社会のリアリティを掴んでこいということ。

いまさらなにいっているの、という感じの当たり前のことばかりです。そう、何も新しいことじゃない。でもそれをコツコツ丁寧にできていなかった自分に反省しております。真剣に考えていたつもりでも、まだ足りなかった。日々是精進。




2016年7月1日金曜日

ソーシャルビジネス経営者育成講座でした。

浜松市内ではまだめずらしい私塾の社会起業家育成講座に今年は2回登壇させていただきます。



本日は1回目。


成功話ではなく、今やっていること、考え方のルールから子ども食堂ってどうしたらうまくいくと思う?のワークショップの3本立て。ワークショップは答えのないことを多様な背景の人と前向きに話し合う訓練です。

子ども食堂ってどうしたらうまくいくと思う?では

1)現状の分析
お金、理解、地域性、親の気持ち、運営側の意図、リスク

2)難しさについての想像と仮説
ユーザーが増えたらどうするの?ディープすぎることに運営側がまいっちゃったら?アレルギー対策は?

3)解決方法の仮説
数を増やす、プロにつなぐ、アレルギー対策メニュー、外注、運営の効率化でスタッフ数を減らす

と話はすすみます。

そこで、ところで、そもそも、子ども食堂ってなにをしたかったっけ?と話を戻すと、実は3)のような目先の手法を変えていくことだけではないことに気づきます。

参加者の所属がバラバラ、テーマもバラバラ、年齢も思いも違うので、思わぬ方向に話がすすんでいきます。ソーシャルビジネスは今ないことを生み出す仕事。だからこそ、多様な人と連携が求められますし、多様な人と話しながら意見を引き出していくことも大事。提案も大事。

皆さんと一緒に考える場を、もっとよりよくしたい。
そのために、私の力をもっとつけたい。現場でチャレンジあるのみの毎日です。



今年度第一回目のSB経営者育成講座は満席です。2回目は募集中です。